“Happy New Year” or “A Happy New Year”? “
”A Happy NewYear!”と”a”を入れると、”Good morning”を
”A good morning”と言っているような変な感じがするのと同じで、挨拶のようにこのフレーズだけを単独で使う場合は”a”はいりません。
「誕生日おめでとう」は”Happy Birthday!”、
「楽しいクリスマスを」は”Merry Christmas!”のように、
「良いお年を」なら”Happy New Year!”となります。
ただ、例えば、”I wish”や”I have”を入れて文章で言う時には、”a”が必要となります。
例) ”I wish you a happy new year.” 「良いお年をお過ごしください」
“Have a happy birthday.”「楽しい誕生日を過ごしてね」
先日、ある小学校の学習発表会で「まいど、ゆうびんやです!」という劇を見ました。スマホが普及してメールや電話ですませられる今の時代において、手紙の良さを伝える劇でした。「♪白ヤギさんからお手紙着いた 黒ヤギさんたら読まずに食べた♪」の黒ヤギさん、白ヤギさんまでもがスマホを持っているという設定でした(笑)そんな中、入院しているおじいちゃんからお手紙をもらった子どもが、お返事の手紙を書いて、病院へ届けに行きます。すると、おじいちゃんが「会いに来てくれたこともうれしいけれど、心を込めて書いてくれたお手紙がうれしい」と喜びます。それを見ていたみんながお手紙を書きたくなるという話でした。私自身も手紙を書かなくなっていたので、書きたいなと思える可愛い劇でした。
有名なガマガエルのお話”Frog and Toad Are Friends(ふたりはともだち)”で”The Letter 手紙”というお話があります。小学校1年生に習うお話です。
お手紙をもらったことがなくて悲しむガマくん」。それを知ったカエルくんが、ガマくんにお手紙を書き、配達をかたつむりに頼んで、一緒に玄関に座って待ちます。「僕に手紙なんて来ないよ」と言うガマくんにカエルくんは「僕が書いたから来るよ」と言います。びっくりしたガマくんは、「何て書いたの?」と聞くと、
“Dear Toad,
I am glad that you are my best friend.
Your best friend, Frog.”
と書いた内容まで話してしまいます。内容が分かっていても、二人は一緒に幸せな気持ちで手紙が届くのを待ち続けます。かたつむりに配達を頼んだので4日間もかかりますが、ガマくんはもらった時、とても喜んだという心温まるお話です。英語も読みやすいですから、お勧めの英語の本の1冊です!
今や、家のポストを開けると請求書か広告ばかりですが、母から孫たちへの手紙が時折届いています。母からの気持ちをこめて書いてくれた手紙には心が温まります。メールやLINEは簡単にやりとりができますが、やっぱり手紙をもらうと誰でもうれしいですよね。
もうすぐクリスマス。クリスマスカードの文化がある国では、カードは部屋に飾られます。書いて、もらって、飾って楽しみます。皆様も、大切な人へお手紙やカードを書いてみませんか?
🎄Wishing you a merry Christmas and a happy New Year🎄