TPA サマースクール 2018 パチンコ作り、光るスライム作り
毎年メインのアートに頭を悩ませますが、今年はすんなりパチンコに決定しました。
皆で子どもの頃好きだった遊びの話をしている時、私が子どもの頃に商店街に1台あったパチンコ台で10円玉を何枚もつぎ込んでいた話で、パチンコに決定してしまいました。決めるのは簡単でしたが、子どもたちが作れる方法でのパチンコ作りはかなり難しかったです。小学生に釘が打てない、ピンに当たる時にいい音がするもの、ピンを何度もやりなおしできる素材、角のカーブの素材等、試行錯誤の末、何とか3度目にして納得できるものが完成しました。
「パチンコ」と言うと、イメージが良くないのですが、スマホやパソコン、ゲーム機が発達するなか、子どもたちに手作りのおもちゃの良さを感じてもらえればと思っていましたが、想像以上に子どもたちが喜んでくれました。まずは手作りパチンコを見た時点から、「やりた~い!」と大騒ぎ。体験すると、「早く作りた~い!」とやる気満々でした。
最初にデザインを考えました。ドラえもんのキャラクター、海の中、かわいいプリンセス、動物たち、個性あふれるデザインを描くことができました。
次は、パチンコ台を組み立てる作業ですが、普段騒ぎがちな子どもも集中して英語での説明を静かに聞いていたり、適当に作るタイプの子どもも完璧に作ろうと集中して取り組んでいる様子から、みんなのパチンコへの期待度が大きいことが分かりました。
*作業中の様子も写真を撮りたかったのですが、グルーガン、瞬間接着剤など危険なものが多くて写真を撮る余裕がなかったです。
また、スライムは子どもたちからの毎年リクエストがあるので、去年は「シェービングクリーム」を入れた「ふわふわスライム」にしたり、今年は「蛍光塗料」を入れた「光るスライム」にして少し変えながら毎年作っています。
できたスライムを黒いカーテンの中で見て、大興奮でした。