怖いことについて英語で話そう。scared/ afraidの違い、”-phobia” 恐怖症
ハロウィンの季節。怖いことや子どもの頃怖かったものが話題になることが多い時期ですね。ぜひ、英語で怖いことについて話をしてみませんか?
英語の「~が怖い」という表現はたくさんありますが、
”I am afraid/scared of the dark.”(暗闇が怖い)のように、よく使われるのが、”be afraid of ~”と”be scared of ~”です。この二つは大抵入れ替えて使えます。
また、「~することが怖い」は、”be afraid/scared to ~”や”be afraid/ scared of …ing.”です。
「お化けが怖い」は、 I’m scared of ghosts./ I’m afraid of ghosts.
「死ぬのが怖い」は、 I’m scared to die./I’m afraid to die.
💀「怖い」を表す英単語のニュアンスの違い💀
●afraid = 感情的な恐れ (自分の中にある持続的な恐怖)
●scared = 動詞scare(怖がらせる)の形容詞で、何かに怯えている恐れ。afraidに比べると一時的な恐怖
●frightened =ビクッとする感じの急に来る恐怖
●horrified =ゾッとする恐怖 ショックを受ける恐怖
●terrified =恐れおののく強い恐怖
使い方の違いは、
● afraid 以外は前置詞にby も使えますが、afraidは使えません。
〇 I was scared/ frightened/ horrified/ terrified by the earthquake. (その地震は怖かった。)
× I was afraid by the earthquake.
*どの地震か特定せず一般的に「地震が怖い」は、I’m scared of earthquakes.です。
● “afraid”は名詞を修飾する形では使えません。
例 怯えた女性
〇 a scared woman
× an afraid woman
💀 「~恐怖症(-phobia)」💀
”-phobia”(フォビア)が付く単語はたくさんありますが、覚えられなくても、afraidかscaredを使うことで言い換えることができます!
難しい言葉より、シンプルな英語の方がより伝わることもあります。
● 高所恐怖症
I have acrophobia. → I’m afraid of heights.
● 閉所恐怖症
I have claustrophobia. → I’m afraid of small and tight spaces.
● クモ恐怖症
I have arachnophobia. → I’m afraid of spiders.
● 注射恐怖症
I have trypanophobia. → I’m afraid of needles.
● 対人恐怖症
I have social phobia. → I’m afraid of social situations.
*上の文章はすべて"afraid"を"scared"と変えてもOKです。
クモ恐怖症は、日本ではあまり聞きませんが、世界では、ヘビ恐怖症(Ophidiophobia)と並んでトップに来る恐怖症のようです。また、「恥の文化」を持つ日本では「対人恐怖症」がとても多く、文化依存症候群なので、専門用語では、そのまま”Taijin Kyofusho”と英語でも呼ばれることもあるそうです。
● 外国人恐怖症 xenophobia は、日本人に限らず、多くのアメリカ人にもあると聞きました。これは周りの環境や様々な人と交流する体験、教育でなくせるものだと感じます。今の子ども達の世代にはなくなってほしいものです。
私は幼稚園の頃に怖かったのは、「8時だよ、全員集合!」の志村けんさんのトイレシーンです。志村けんさんが入ったトイレの便器から白い手が出てくるシーンを見た夜は一人でトイレに行けませんでした。小学校時代は「JAWSジョーズ」でした。
I was scared of JAWS when I was little. When I went to Universal Studio, the memories came back and I got frightened.
ぜひクラスで英語でシェアしてくださいね。