富良野自然塾に参加して

今年のサマースクールでは環境学習を子どもたちに英語で体験させられないかと、スタッフ3人で昭和記念公園にある「富良野自然塾」に参加してきました。

富良野自然塾とは、脚本家の倉本聰さんが塾長を務めるプロジェクトで、地球環境と人類の生き方を見つめ直す環境教育プログラムです。

「塾」と名がついていますが、環境や地球についてただ授業を聞くというのではなく、体験を通して学ぶスタイルで、例えば、

◆「1日にどれだけの水を使っているか?」→地球を1mの直径の模型で見せて、もし地球が1mの直径とした場合、使える水はたった1滴の水なのだということ、それを皆で分け合わなくてはいけないということを実感させます。

◆「1年にどれだけの森林が減少しているか?」→地球全体に森林が占める大きさ、1年に減少する大きさ、何年後になくなるかということを直径1メートルの地球を平面にして説明。

◆「46億年という地球誕生から見て、人類が誕生したたった20万年の短い期間で石油、石炭などの資源を使い果たし、自然に影響を与えているか?」→46億年の歴史を460メートルの道で歩きながら説明。

プログラム最後に、大切なメッセージが書かれた石碑を見ます;ネイティブインディアンの言葉で「地球は子孫から借りているもの」と。

「地球は先祖からもらったものではないのですか?」と私もバネッサも同じ質問をしました。説明では、「地球は先祖からもらったものだと思いがちですが、そう思うと自由に使ってよいと勘違いしてしまうので、『子孫からの借りもの』と思うことで、そのまま残して、もしくはさらに良くして返そうという気持ちになるのです」とのことでした。

調べてみると、We Do Not Inherit the Earth from Our Ancestors;
We Borrow It from Our Children.
 (地球は先祖から譲り受けたものでなく、私たちの子どもから借りている。)という言葉も見つかりました。日々エアコンやヒーター、紙を使いたいだけ使い、便利さに慣れている私には、自然を借りている、という意識はほとんどなかったなぁと反省しました。

自然塾の内容は面白く、サマースクールに取り入れたいところですが、小学生低学年には少し難しいと思う部分もあり、サマースクールとしては断念することとなりました。でも、こんな近くにありますから、いつかぜひ親子で体験してみて下さい。

近年、たくさんの情報が入ってきます。インターネットで検索すれば欲しい情報は容易に手に入ります。でも、そうして手に入る情報を自分の中に重く受け止めることってなかなか難しいと思います。実際に体験したり、直接話を聞くことで、メッセージは心に響くものだと感じました。

自然塾は地球環境を考えるきっかけになると思いますが、これをきっかけにさらにどのようなエコができるのかを考えてみることで、もっとこの体験が生きていくのだろうと思います。

子どもたちはこれをきっかけに環境を意識した自由研究などをしていくことで意識が深まるだろうと感じました。

例 太陽光を利用してお湯を沸かしてみたり、食事を作ってみる、近所で空き地にスーパーができたなどの変化を調べる等。(我が家の隣はずっと植林地だったのが、とうとう家が建ちました。また不動産業に従事していた際には山を削り住宅地へと変えられたものを販売していました。このように森林が減っているという現実って結構身近でも実感できるのだと思います。)


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by TokyoPassport | 2015-05-13 12:06 | ひとり言 | Comments(0)
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日々生徒さんとのやりとりで感じたことや英語教育に関することを中心に書いています。TPAの生徒様をはじめ、今後ご入会を検討して頂いている方、英語教育に関心のある方にも読んで頂けるとうれしいです。 www.gakuin.co.jp


by TokyoPassport 辻井 清江
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